開店前から行列ができるチキン食べ放題
韓国で今、あるチキン食べ放題店が大きな話題になっています。
運営するのは、韓国の大手フライドチキンチェーン「バーベキューチキン」。
12,900ウォン(約1,400〜1,500円)で、チキンもサイドメニューも食べ放題。
開店前から行列ができ、ランチやアイドルタイムも満席。利益率が大幅に改善しています。
実はですね、このモデルには従来の固定席レストランとは全く違う、回転率を劇的に上げる仕組みがあるんです。
チキン食べ放題が成功する3つの理由
一見すると利益が出なさそうな食べ放題。なぜ成功しているのでしょうか。
理由1:圧倒的なコストパフォーマンス
明確な価値提案:
12,900ウォン(約1,400〜1,500円)でチキン食べ放題。
この価格設定が、非常に魅力的なんです。
提供されるもの:
- 様々な種類のフライドチキン食べ放題
- ゴールデンオリーブ、ヤンニョムなど選べる
- チーズボール、フライドポテトなどサイド食べ放題
- 揚げたてを好きなだけ
元の価格を考えると: 通常メニューで同じ量を頼めば3,000円以上。
それが1,500円程度で食べ放題なら、コスパが良すぎると感じますよね。
実はですね、「お得感」は絶対的な価格ではなく、元の価格との比較で決まるんです。
理由2:自分で選ぶ楽しさという体験価値
エンターテイメント性:
このモデルの賢さは、単なる「食べ放題」ではないことです。
提供される体験:
- 自分でチキンの種類を選べる
- 好きな部位(手羽先、もも肉など)を選べる
- サイドメニューも自由に組み合わせ
- まるでバイキングのような楽しさ
正直に言うと、人は「選ぶこと」自体に価値を感じるんです。
従来の食べ放題:
- 決まったものが運ばれてくる
- 受動的な体験
セルフサービス型:
- 自分で選ぶ能動的な楽しさ
- 「食べる」だけでなく「選ぶ」も含めた体験
このエンターテイメント性が、若い世代に強く響いています。
理由3:回転率が劇的に向上
オペレーションの革命:
実はですね、これが最も重要なポイントです。
従来の固定席レストラン:
- オーダーを取りに行く
- キッチンで調理
- 運んでくる
- 時間がかかり回転率が悪い
セルフサービス型食べ放題:
- オーダー取りが不要
- 顧客が自分で取りに来る
- スタッフは調理と補充だけ
- 回転率が従来の2倍
ランチやアイドルタイムも満席になり、空席時間が激減。
結果として、利益率が大幅に改善するんです。
セルフサービスが生む効率性
このモデルの本質は、顧客を「運営の一部」にすることです。
効率化のポイント:
- 注文を聞く時間ゼロ
- 料理を運ぶ時間ゼロ
- スタッフは調理に集中
- 少人数で大量の客を捌ける
実はですね、セルフサービスは「サービス低下」ではなく、効率的な運営と体験価値の両立なんです。
日本での展開アイデア
「日本でもできるの?」
実は、工夫次第で十分に可能です。
アイデア1:月1回の大型イベント型
低リスクでテスト:
いきなり常設店舗を作るのではなく、イベント型で試すのが賢い方法です。
実施方法:
- 月1回、週末に開催
- 事前予約制で人数を管理
- 既存の店舗スペースを活用
- 初期投資を最小限に
メリット:
- 固定席に縛られない効率的な空間利用
- 低リスクでテスト運営
- 話題性で集客
- データを取って本格展開を判断
アイデア2:唐揚げ食べ放題
日本向けアレンジ:
チキンの代わりに、日本で人気の唐揚げで展開。
提供内容:
- 様々な味の唐揚げ(醤油、塩、ガーリック等)
- 自分で部位を選べる
- サイドメニュー充実
- 価格は2,980円程度
アイデア3:焼肉食べ放題のセルフ化
既存業態の進化:
従来の焼肉食べ放題を、セルフサービス型に進化させる。
改善ポイント:
- 肉を自分で取りに行く
- オーダー不要
- スタッフは補充と片付けに集中
- 回転率向上で利益率改善
成功のポイント
✅ 価格設定は適正に
- 原価率を正確に計算
- コスパの良さを感じさせる価格
- でも赤字にならない設計
✅ 補充のタイミング
- 常に新鮮な状態を保つ
- 空になる前に補充
- 品切れでガッカリさせない
✅ 衛生管理の徹底
- セルフサービスでも清潔に
- 定期的な清掃
- 安心感を提供
まとめ:食べ放題×セルフサービスの可能性
韓国チキン食べ放題が成功する3つの理由:
- 圧倒的コスパ - 明確な価値でお得感を演出
- 選ぶ楽しさ - セルフサービスが体験価値に
- 回転率2倍 - 効率的運営で利益率改善
食べ放題は「儲からない」と思われがちです。
でも、セルフサービス化することで、回転率が上がり、人件費が下がり、利益率が大幅に改善する。
日本でも、イベント型から始めれば低リスクで試せます。
唐揚げや焼肉など、日本人に馴染みのある食材でアレンジすれば、十分に可能性はあるんです。
固定席レストランの常識を覆す、新しい食べ放題のモデル。
あなたの店でも、検討してみませんか?